１．計画認定申請のため整備しておくべき体制。

a, 技能実習責任者（事業所毎に選任していること）

• ①技能実習を行わせる事業所に所属する実習計画認定の申請者又はその常勤の役職員。
• ②自己以外の技能実習指導員、生活指導員その他技能実習に関与する職員を監督できる立場。
• ③過去３年以内に技能実習責任者に対する講習として法務大臣及び厚生労働大臣が公示で定める講習を修了した者（現経過措置あり）。
• ④実習責任者の欠格事由に該当していない者。

b, 技能実習指導員（1名以上を事業所毎に選任していること）

• ①技能実習を行わせる事業所に所属する実習計画認定の申請者又はその常勤の役職員。
• ②修得等させる技能等につき５年以上の経験を有する者。
• ③技能実習指導員の欠格事由に該当していない者。

c, 生活指導員（1名以上を事業所毎に選任していること）

• ①技能実習を行わせる事業所に所属する実習計画認定の申請者又はその常勤の役職員。
• ②生活指導員の欠格事由に該当していない者。

２．技能実習生用の宿泊施設を確保していること。

【宿舎（アパート）】

１名あたり居室面積４．５㎡以上（３畳）のスペースをお願い致します。

【宿舎において用意する備品】

１．技能実習生個人に貸与する什器備品類

(1) 寝具類
①敷布団、掛布団、毛布、座布団各１枚
②敷布団、掛布団用シーツ各２枚、座布団カバー１枚

(2) 衣装収納ケース
①ファンシーケース、下着類収納ボックス（ケース）、ハンガー５本、洋服ダンス

(3) 食器類
①ランチジャー（昼食の保温弁当箱）
②食器（茶碗、お椀、湯飲み、お皿、小鉢、グラス）

(4) その他
①自転車、雨ガッパ、雑巾、ふきん、各２枚

２．各部屋に用意する備品

(1) 冷暖房器具（こたつ・扇風機）
(2) テレビ
(3) その他
①テーブル、椅子、やかん、ポット

３．宿舎全体で用意する備品類

(1) 洗濯機
(2) 物干し竿、物干しハンガー
(3) 掃除機
(4) アイロン
(5) 炊飯器
(6) 厨房施設
①流し台、ガスコンロ、包丁、まな板、なべ類
（含む中華なべ・大型なべ類）
(7) 食器棚
(8) シャワー施設
(9) 消火器
※以上の備品の中で、企業において不用品等や中古製品を使用されても構いません

【仕事用安全具】

作業服・作業靴・安全用具・作業用具

３．技能実習生用の技能実習施設を確保していること。

４．技能実習施設について労働安全衛生法の規定する安全衛生上必要な措置に準じた措置を講じていること。

５．技能実習生の生活の指導を担当する職員（生活指導員）が置かれていること。

６．技能実習生が技能実習中に死亡し、負傷し、または疾病に罹患した場合における保険
（労災　保険を除く）への加入その他の保障措置を講じていること。

加入する保険の種類 （財）国際技能実習協力機構の外国人技能実習生総合保険
保険金額：死亡、後遺障害700万円
診療費：300万円
保険料：27,100円 （3年間）